3年近く続いたコロナ禍。
ようやく一区切りする兆しがみえてきました。
赤ちゃんが大人の表情を読み取る能力は、AI以上だとも言われれていますが、
この数年のマスクをつけての保育が、こどもたちにどのような影響を与えたのか?
それは、いまのこどもたちが大人になってみないとわかりません。
突如起こった感染症に限らず、世界は大きな変化の中にあります。
温暖な気候から、桜の開花は年々早くなり、
暖冬が続くと、春に桜が咲かなくなる可能性もあると言われています。
少子化や情報化はどんどん加速し、
20年前に掲げた、たんぽぽのくに保育理念は
https://tan-popo.com/about.html
ずっと必要性を失わない状況だと考えています。
たんぽぽのくにで、こどもたちが過ごすのは乳幼児期。
その後どんなふうに成長していくのか?なかなか追跡調査することはできません。
ぜひ卒園しても成長のようすを教えていただければと願っております。
こどもたちは、どんなふうに世界を見ているのか?
ひとは、自分の世界(世界観)を描くために3つの線(せん)をつかうそうです。
「しりません」「やりません」「できません」という線を。
乳幼児期の世界観は、大人の世界ほどはっきりした輪郭をもっていません。
いわば、下書きのスケッチのような状態で、そこにいろんな経験を積みながら、
複雑な線やいろんな色が、重ねられていきます。
下書きの段階で、あれはムリこれはダメと、
小さなスケッチを求められると、その後描く世界は、
大きな豊かなものにはならないでしょう。
先日、活躍を見せてくれた、WBCでの野球選手や、
ワールドカップでのサッカー選手たちは、
きっと「できません」「やりません」の線で世界を小さく区切らず、
大きな世界を描いていたのだろうと、思われます。
春が来て、あちこちにたんぽぽの花が咲き始めました。
以前、ほいくえんの周りをたんぽぽの花でいっぱいにしようと、
わたげから発芽させ、育てようとしましたが、
いつもうまくいきませんでした。


なのに、周りを見回してみると、コンクリートの隙間のようなところから
力強く葉を広げているたんぽぽを見つけます。

たんぽぽは、土の上の見えている葉や茎、花の部分に対して、
根はその10倍近く、土の中に伸ばされているそうです。
大人の思い通りに育てようと、あれこれ手を出し口を出しするのではなく、
自分でしっかり自分の根を張る、自分で自分の土台をつくることの大切さ。
この「たんぽぽ」という植物から感じさせられます。
3歳以前の記憶を、ほとんどの人はあまり多く持っていません。
でもそれは、見えない土台をつくる時期。
建物のように、地上の見える部分が注目されがちですが、
人生の土台の基礎部分がしっかりしているかどうかは、
これからも続く変化の時代に、もっとも必要なものかもしれません。
たんぽぽのくにから卒園したこどもたちが、
どんな世界を描き、どんな人生を選択していくのか、
人生を大きく描いた姿を楽しみにしています。
---------------------------------
(おまけの追跡調査)
かつて、とある子育て?相談がありました。
http://tanpoponetwork.blog19.fc2.com/blog-entry-540.html
その後、地域のイベントで、高校生になった男の子に遭遇。
相談されたママさんに聞いてみたところ、
どうやら心配は解消されていたようです😊
過去のおわかれ会でのお話
http://tanpopo92.blog118.fc2.com/blog-entry-2388.html
http://tanpopo92.blog118.fc2.com/blog-entry-2241.html
ようやく一区切りする兆しがみえてきました。
赤ちゃんが大人の表情を読み取る能力は、AI以上だとも言われれていますが、
この数年のマスクをつけての保育が、こどもたちにどのような影響を与えたのか?
それは、いまのこどもたちが大人になってみないとわかりません。
突如起こった感染症に限らず、世界は大きな変化の中にあります。
温暖な気候から、桜の開花は年々早くなり、
暖冬が続くと、春に桜が咲かなくなる可能性もあると言われています。
少子化や情報化はどんどん加速し、
20年前に掲げた、たんぽぽのくに保育理念は
https://tan-popo.com/about.html
ずっと必要性を失わない状況だと考えています。
たんぽぽのくにで、こどもたちが過ごすのは乳幼児期。
その後どんなふうに成長していくのか?なかなか追跡調査することはできません。
ぜひ卒園しても成長のようすを教えていただければと願っております。
こどもたちは、どんなふうに世界を見ているのか?
ひとは、自分の世界(世界観)を描くために3つの線(せん)をつかうそうです。
「しりません」「やりません」「できません」という線を。
乳幼児期の世界観は、大人の世界ほどはっきりした輪郭をもっていません。
いわば、下書きのスケッチのような状態で、そこにいろんな経験を積みながら、
複雑な線やいろんな色が、重ねられていきます。
下書きの段階で、あれはムリこれはダメと、
小さなスケッチを求められると、その後描く世界は、
大きな豊かなものにはならないでしょう。
先日、活躍を見せてくれた、WBCでの野球選手や、
ワールドカップでのサッカー選手たちは、
きっと「できません」「やりません」の線で世界を小さく区切らず、
大きな世界を描いていたのだろうと、思われます。
春が来て、あちこちにたんぽぽの花が咲き始めました。
以前、ほいくえんの周りをたんぽぽの花でいっぱいにしようと、
わたげから発芽させ、育てようとしましたが、
いつもうまくいきませんでした。


なのに、周りを見回してみると、コンクリートの隙間のようなところから
力強く葉を広げているたんぽぽを見つけます。

たんぽぽは、土の上の見えている葉や茎、花の部分に対して、
根はその10倍近く、土の中に伸ばされているそうです。
大人の思い通りに育てようと、あれこれ手を出し口を出しするのではなく、
自分でしっかり自分の根を張る、自分で自分の土台をつくることの大切さ。
この「たんぽぽ」という植物から感じさせられます。
3歳以前の記憶を、ほとんどの人はあまり多く持っていません。
でもそれは、見えない土台をつくる時期。
建物のように、地上の見える部分が注目されがちですが、
人生の土台の基礎部分がしっかりしているかどうかは、
これからも続く変化の時代に、もっとも必要なものかもしれません。
たんぽぽのくにから卒園したこどもたちが、
どんな世界を描き、どんな人生を選択していくのか、
人生を大きく描いた姿を楽しみにしています。
---------------------------------
(おまけの追跡調査)
かつて、とある子育て?相談がありました。
http://tanpoponetwork.blog19.fc2.com/blog-entry-540.html
その後、地域のイベントで、高校生になった男の子に遭遇。
相談されたママさんに聞いてみたところ、
どうやら心配は解消されていたようです😊
過去のおわかれ会でのお話
http://tanpopo92.blog118.fc2.com/blog-entry-2388.html
http://tanpopo92.blog118.fc2.com/blog-entry-2241.html
| ホーム |